イモビライザー付きでのターボタイマーのお取り付けについては多くのお問い合わせを頂いていますが、今現在では取り付けに支障はありません。極一部の車種ではその設定にご注意が必要なだけで、例えば、新型アリストではイモビライザーがドアロックと連動するために、また、そのドアロックがエンジン作動中（アフターアイドル中も含め）にはロック出来ません。エンジンが完全に停止してからしかロック出来ませんので、結果的にはアフターアイドル中は車から離れられないという不自由さがあります。

最近のハイテク装備車両ではエンジンが停止したことを確認して　リモコンドアロックやプリセット式のチルトステアリングが作動する車種があります。特に、プリセット式のチルトステアリングやプリセット式電動シートはエンジンを停止してドライバーがドアを開けることを感知してチルトステアリングが上昇し、シートが下がって乗り降りを容易にするという機能なので　タイマーでアフターアイドル中はエンジン作動中と認識して　これらの機能は正常に作動しないことになります。

ウルトラタイマーシリーズ（１２Ｖ仕様）には全て車種別専用ハーネスの併用が必要です。ハーネスを直接配線で取り付けたいというお問い合わせを頂きますが　弊社では対応していませんし、最近の車両では複雑な配線を採用していますので、専用ハーネスを併用してのお取り付けをお願いしています。

タイマー製造メーカーごとに車種別専用ハーネスを設定していますので、製品を正常に作動させるためにもタイマーメーカー専用のハーネスをご使用下さい。特にウルトラでは各種アダプターやハーネスにアダプター機能付き等を用意していますので、これらの機能は（他社タイマーには予備線など用意されていませんので）他社タイマーでは使用することは出来ません。

弊社タイマーシリーズは”国産車の純正ターボ車”に限定しており　電気配線図などを中心に回路を解析しています。　ノンターボ車や輸入車には何らの調査もしていませんので　お取り付けをされて不具合が生じても弊社では「製造責任」など一切負うことができませんのでご注意ください。

この簡易セキュリティ機能に付属している専用スイッチキットを本体に接続しなければ機能しませんし、セキュリティＬＥＤも接続しなければ作動しないだけですから任意にその使用を選択することが出来ます。（タイマー機能には関係ありません。

オートタイマーでは専用タイマーハーネスを介して取り付けることによって　オルタネーターの脈流を読んでエンジン回転数、エンジンの負荷として演算して　その負荷に応じてアフターアイドル時間を設定しています。

基本的にはオートタイマーの演算したアフターアイドル時間を表示していますが、この4755/4770にはバッテリー電圧表示があるので、通常はこの電圧を表示し、イグニッションOFFでタイマーのカウントダウン表示をすることも出来ます。この設定にしておけばエンジン始動時には始動前のバッテリー電圧を確認でき、日頃のメンテナンスの一環としてバッテリー状況を毎回確認することが出来ます。